多嚢胞卵巣症候群とGI値の関係
つつみ鍼灸整骨院の松岡です。
今回は多嚢胞性卵巣症候群についてです。
多嚢胞性卵巣症候群でお悩みの女性は非常に多いですね。
当院にご来院されている妊活をがんばっている患者様の
半分近くいらっしゃるかもしれません。
多嚢胞性卵巣症候群は卵巣の壁が硬くなり、
排卵障害を起こす疾患です。
随伴症状として排卵障害、吹出物、多毛、肥満などがみられることもございます。
原因としましては、
まず黄体ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)のバランスの乱れがあります。
また膵臓からのインスリンというホルモンも影響があります。
インスリンは血糖値を下げるホルモンです。
食事を取り、消化吸収の過程で高くなった血糖値は、
インスリンの働きにより血糖が下がり細胞内に取り込みます。
ここでポイントなのがGI値(グリセミック指数)です。
このGI値は何かというと、
食べ物によっての血糖の上昇率を数値化したものです。
実は食べ物によって血糖値の上昇の仕方って違うんですね(^^♪
●GI値が低い物
ソバ、玄米、春雨、小麦全粒粉パン、ごぼう、トマト、
りんご、みかん、キノコ類、葉物野菜、カブ、大根・・・
GI値が高いと血糖が急上昇 → インスリン分泌が多く必要であり膵臓に負担をかける。
●GI値が高い物
白米、パン、うどん、コーンフレーク、じゃがいも、
にんじん、上白糖、はちみつ
GI値が低いと血糖の上昇の仕方が緩やか → インスリンの分泌も少なくて済み、膵臓にも負担がかからない。
GI値が高い物を摂取→血糖が急上昇→インスリン分泌→繰り返しによりホルモンバランスを崩す→多嚢胞性卵巣症候群のリスクが上がる。
といった感じです。
ですから、多嚢胞性卵巣症候群の方は、
GI値も意識して食事を摂取していただくと良いと思います。
ご相談くださいね(^^♪
不妊の原因?!サーチュイン遺伝子とは?!
つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
日本は世界平均の約1.8倍の不妊大国と言われています。
ある統計によると、
日本の大正14年における50才以上女性の1年間の出産数は3648人ですが
平成16年では・・・・・な、な、なんと・・・わずか6名のみになっています( ゚Д゚)
ちなみに45才以上の出産数も21分の1まで減少。
この理由としましては、
働き方の変化、添加物等(日本は添加物認可世界NO.1)、
様々な原因が考えられますが、
サーチュイン遺伝子(別名若返り遺伝子)の存在も大きいと思います。
この遺伝子はマサチューセッツ工科大(言いにくい・・・)
で発見され、
低カロリー(飢餓状態)で活性化。
老化に拮抗する力があることが分かりました。
サーチュイン遺伝子を語る上で、
非常に有名な動物実験があります。
2匹の双子のサルを
片方のサルは通常のエサを20年間与える。
もう一方のサルは30%カロリーカットのエサを
20年間与える。
さて・・・・
どうなったでしょう。。。。
どうですか?!
凄くないですか?!
通常のエサを20年間与えたサルは
おじいちゃんですね。。。
毛も抜けて背中も丸くなって、
歯も抜けてるみたいに見えるし・・・
それに対して30%カロリーカットのエサを20年間与えたサルは
若者です!!毛並みも違う!!
つまり過食は老化を加速させるってことです。
妊活に力をいれている方は更に要注意ですね。
必要以上に過食しないこと。
抗酸化作用の高いビタミン系を意識して摂取も
良いと思います♪
妊活頑張りましょう!!
多嚢胞性卵巣症候群と鍼灸
つつみ鍼灸整骨院の院長松岡です。
不妊原因の一つに多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)があります。
卵巣の中の卵胞が排卵されず残り月経異常を招きます。
そこでPCOSに対する鍼灸の効果がスウェーデンの研究で示されたので紹介です(*’▽’)
84名のPCOSの女性を3グループ、
①電気鍼を4か月受けるグループ(33名)、
②週3回の運動グループ(34名)、
③運動と食事改善の重要性を指導されただけで何もしなかったグループ(17名)に分けたところ、
鍼灸を受けたグループと運動に取り組んだグループは筋交感神経活動が低下し、
また鍼灸を受けた女性は、他のグループに比べ更に、
月経不順、ホルモンバランスの改善割合が高かったとのこと。
鍼灸は子宮、卵巣動脈を拡張させ子宮卵巣環境を向上させるだけでなく、
女性ホルモンのバランスを整えることも可能です。
不妊にお悩みのご夫婦を1人でも多く力になってあげたいと思っています。
是非ご相談くださいね。
不妊と鍼灸
院長の松岡です。
日本の不妊率は世界平均の1.8倍と言われています。
そんな状況が世間に以外にも知られていない現状と、
不妊に悩むご夫婦が本当に多く、
東洋医学の力で一人でも多くのご夫婦の力になれればと
日々現場に立っております。
以下参考データです。
不妊治療を続けても子宝に恵まれない女性に対する鍼灸が、
妊娠率を飛躍的に向上させることが竹内病院トヨタ不妊センターの
研究で分かっています。
不妊歴5年、専門機関で2年治療しても妊娠しない女性で、
体外受精などを3回以上受けても妊娠できず、
子宮内膜が薄いことが原因と推定される57人(平均34・7歳)を対象。
鍼灸を半年以上継続し、
31人の内膜が厚さ6ミリ以上など妊娠への一定基準に改善。
うち14人(同33・7歳)が、凍結胚移植にて妊娠できたと報告。
お悩みの方、是非ご相談くださいね!(^^)!
冷え性と婦人科病の関係
院長の松岡です。
このサイトでの初めてのブログは冷え性と婦人病の関係についてです。
不妊症や子宮筋腫、内膜症を始めとした婦人病に悩む方は
冷え性を伴っていることが多く、これを改善させることが
症状の緩和に非常に重要です。
また冷え性が無い方に比べて、
冷え性の方は、副交感神経の活動が低く、
逆に交感神経の活動は高くなっていることがサーモグラフィー、
四肢血圧脈波等を用いた分析によりわかっています。
鍼灸による施術は自律神経に働きかけ、
副交感神経や交感神経のバランスを整えます。
ご自宅で出きる処置としては、応急的ですが、
足裏のカイロもおススメです。
ご相談ください(^^♪